概要
耳・鼻・のど・頚部の病気全般を診ます。
耳鼻いんこう科一般・頭頚部外科領域において、幅広い疾患の診療を行います。
特色
常勤医師も増え幅広い患者さまへの対応が可能。
3名の常勤医師のほか、名古屋市立大学より派遣された非常勤医師も大雄会クリニックにおいて外来診療を行います。その他、他院との診療情報を共有し、円滑な病診連携、病病連携を図っています。
診療内容
主な疾患と治療
耳
・中耳炎、聴器腫瘍、難聴、内耳性めまいなどに対する保存的及び手術治療
・突発性難聴に対する高気圧酸素治療
高気圧酸素治療についてはこちら>
・認定補聴器専門店・認定補聴器技能者への紹介
・聴覚障害の身体障害者認定申請 など
・突発性難聴に対する高気圧酸素治療
高気圧酸素治療についてはこちら>
・認定補聴器専門店・認定補聴器技能者への紹介
・聴覚障害の身体障害者認定申請 など
鼻
・アレルギー性鼻炎のレーザー治療、アレルゲン免疫療法
・副鼻腔炎(いわゆるちくのう症)の鼻内内視鏡下手術
・鼻副鼻腔腫瘍の保存的及び手術治療 など
・副鼻腔炎(いわゆるちくのう症)の鼻内内視鏡下手術
・鼻副鼻腔腫瘍の保存的及び手術治療 など
のど
・口蓋扁桃、アデノイド、声帯ポリープ、咽喉頭腫瘍などの保存的及び手術治療
・いびきや睡眠時無呼吸症候群の精査・治療(nCPAPなど) など
・いびきや睡眠時無呼吸症候群の精査・治療(nCPAPなど) など
頚部
・悪性腫瘍の保存的及び手術治療
・唾液腺疾患(耳下腺炎、耳下腺腫瘍、顎下腺炎、顎下腺腫瘍、唾石など)の保存的及び手術治療
・甲状腺腫瘍の手術治療、頚部嚢胞性疾患に対する手術治療 など
・唾液腺疾患(耳下腺炎、耳下腺腫瘍、顎下腺炎、顎下腺腫瘍、唾石など)の保存的及び手術治療
・甲状腺腫瘍の手術治療、頚部嚢胞性疾患に対する手術治療 など
睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、寝ている間に呼吸が止まる病気です。睡眠1時間あたりの10秒以上の無呼吸が5回以上、あるいは一晩の睡眠(7時間)あたりの10秒以上の無呼吸が30回以上の場合、SASと診断されます。SASは、国内に有病者が約300万人いるにも関わらず、睡眠時に自覚し、発覚するのが難しいため、治療している方が少ないのが現状です。また、成人に限らず、小児でも睡眠時無呼吸症候群が起こる場合があります。
SASの主な症状
①睡眠時の無呼吸、いびき
②日中の眠気、集中力の低下
③うつ状態
④頭痛
上記のような症状がみられます。
また、酸素不足や交感神経の持続的な緊張から、高血圧や心臓疾患、糖尿病を合併するリスクが高まり、突然死の原因にもなります。小児では、身体の発育に悪影響を及ぼす、注意力が散漫になる等の症状が現れます。
②日中の眠気、集中力の低下
③うつ状態
④頭痛
上記のような症状がみられます。
また、酸素不足や交感神経の持続的な緊張から、高血圧や心臓疾患、糖尿病を合併するリスクが高まり、突然死の原因にもなります。小児では、身体の発育に悪影響を及ぼす、注意力が散漫になる等の症状が現れます。
SASの治療
SASの治療には、下記の4つの方法が挙げられます。
●生活習慣の改善
減量、薬の服用、飲酒の見直しなど、生活習慣を見直します。
●CPAP
鼻にマスク状の機械を装着し、空気の通りを広げる治療を行います。重症のSAS向けの治療となります。
●マウスピース
口腔内に器具を装着し、舌の落ち込みを防ぎます。顎の小さい方に向いている治療です。
●手術
鼻閉改善手術、扁桃摘出術などが挙げられます。
●生活習慣の改善
減量、薬の服用、飲酒の見直しなど、生活習慣を見直します。
●CPAP
鼻にマスク状の機械を装着し、空気の通りを広げる治療を行います。重症のSAS向けの治療となります。
●マウスピース
口腔内に器具を装着し、舌の落ち込みを防ぎます。顎の小さい方に向いている治療です。
●手術
鼻閉改善手術、扁桃摘出術などが挙げられます。
SAS診断のために必要な検査
まずは簡易型睡眠モニターにてスクリーニングを行います。簡易アプノモニターでは、酸素飽和度、気流、心拍数、いびきを測定します。小型で、自宅での施行が可能です(写真1)。
簡易アプノモニターでAHI(1時間あたりの無呼吸、浅い呼吸の回数の合計)が5〜40であった方は、その後の治療方針決定のため、 PSG(ポリソムノグラフィ)という精密検査が必要となります。
下図はめやすであり、PSGを施行するかどうかは実際の診察にて決定されます。
簡易アプノモニターでAHI(1時間あたりの無呼吸、浅い呼吸の回数の合計)が5〜40であった方は、その後の治療方針決定のため、 PSG(ポリソムノグラフィ)という精密検査が必要となります。
下図はめやすであり、PSGを施行するかどうかは実際の診察にて決定されます。
SAS診断の流れ
写真1 簡易アプノモニター
自宅検査イメージ
PSG(ポリソムノグラフィ) 検査